家族の将来を考えた設計

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家族の将来を考えた設計で家を楽しく便利に
左ページの上の写真では、吹抜けが印象的な玄関に、ベンチをつくり付けた例をあげました。玄関にベンチをつくる意味は、一つには、玄関先でも用件の済むお客様に対応するため。もう一つ、これは重要な点ですが、体の弱いお年寄りや小さな子供でも、腰をかけることによってスムーズに履物の着脱ができるようにするためです。体にやさしい家づくりという意味でも、建築家はさまざまな部分に工夫を凝らしているのです。また、下の写真はルーフバルコニーを設けたものですが、ベランダと呼ばれるもののように単に手摺り部分があるのではなく、上部に壁と連動して梁がつくられています。たとえば、ここに箙などを吊るせば、外部からの視線を遮って自由に過ごせる空間に早変わりします。夏に日光浴やバーベキューをするには最適の空間になるでしょう。手摺り部分があるだけのベランダと違って、楽しみ方が倍増します。この部分は、将来家族が増えた場合に、簡単な工事によって部屋として利用できますから、変化する生活スタイルに対応した家と呼ぶこともできるわけです。
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建築家によって異なる設計のこだわりを知ろう
これらの提案は、その建築家が普段どのようなことを考えて設計を行っているかにもかかわってきますから、人によってまったく別の提案をする場合もあるでしょう。ここに紹介したものは、あくまでも私の事務所の場合の、ほんの一例にすぎません。一般的に建築家に頼む場合には、その人が過去にどのような家を建てたのか、いろいろと設計を見せてもらうことが肝心です。家を建ててしまったあとに、ほかの建築家ならこんなことを提案してくれただろうに、などと後悔しても遅いのです。そのようなことを避けるためにも、あらかじめ、その建築家はどのようなこだわりをもって家を建てているのか、どういう設計を得意としているのかなど、情報を集めておくことも必要でしょう。

Posted on 2014年5月9日, 7:17 PM By
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